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失業率20%超、欧州でずば抜けて高い数字です。
ギリシャが12~13%だったことと比べても非常に高い数字。
2008~2009年度にかけて、
国が公共事業で雇用の下支えをしたにもかかわらず、この数字。
いったい、どうなっているんでしょうか?
調べてみると、近年スペインは他の欧州国家よりも景気が良く、
移民が殺到、2000~2008年の間に数百万規模で増加。
スペインの全人口の12%にもおよんでいる。
というわけで、もともとスペインに住んでいる人が約4100万人で、
残りの約600万人が移民の人達。
で、予想通り、失業者の大半は移民の人達なんですね。
だいたい50%位の人が失業中とのこと。
と言うことで、スペインの失業率が特別高い理由は移民の問題。
でも、失業した移民の人達はどうするのか?
故郷へ帰るのか?
たぶん帰らないでしょう。
東欧、アフリカ、南米出身の人が多数、帰っても仕事がない。
帰るお金も無い。
何百万人という移民、そして失業者を抱えているスペイン。
失業者対策、治安悪化に対する対策費用など、馬鹿になりません。
更に今回、ギリシャ危機に際して、ヨーロッパ各国が緊縮財政に舵を取り出しました。
スペインもそれに倣うわけですが、そうすると更に失業者が増加しますよね。
暴動とかも発生していましたよね、たしか。
それが比較的健全なスペインの産業なんかに悪影響を及ぼす事も考えられる訳ですよ。
でもね、スペインって昔からのんびりした労働環境で有名ですよね?
もともとスペインに住んでいる人々はどう思っているんでしょう?
移民の問題は結構深刻みたいですが。
ま、詳しい現状は不明ですが、スペインが火種に成っていることは間違えないですよね。
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