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荒谷のローリスク株式長期投資

日本・世界の優良企業・株式で長期資産運用(長期投資)を行う私が、素人なりにも株・為替・商品先物・各種経済ネタ・政治ネタについて日々コメントするブログ。因みにバイク好きなもんで、バイクネタも多数アップ、主題に関連する英単語の勉強もしていきたいと思います!

ローリスク長期投資とは?まとめ記事(随時更新)
:twitter で一日一回みなさんで呟いてください。「 政府は日銀に国債100兆円くらい引き受けさせてとにかく円高を止めろ!増税?日本を終わらせる気か! 」よろしくお願いいたします。詳細については 地震後の日本の政策を考える を御覧ください。

トヨタの底値を探る2  (2008/10/28)

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ますます低下する株価、いったい何処まで下がるのでしょうかね?
以前の記事で紹介しましたトヨタの底値圏がいよいよ現実の物となってきましたよ。

■ PBR 0.60 前後が節目か


以前の記事 フォルクスワーゲン(Volkswagen AG)のPBR、ROE 紹介

でご紹介したフォルクスワーゲン社の業績と株価の推移を参考にして、トヨタの株価を考えますと、ROE の低下に伴ってPBRは、0.60 前後のレベルにまで低下する可能性があります。前回の記事で株主資本の減少の可能性を書きましたが、これだけ各国主要通貨が円高に振れている状況からして、避けては通れないでしょう。

■ PBR 0.60 で 株主資本が1割、もしくは2割減少した場合のトヨタの株価


:1割減 ¥2,035
:2割減 ¥1,809


この価格帯が底値ターゲットラインになりそうだと思いますね。ただ、トヨタのほうがフォルクスワーゲン社よりも将来性が高いと思われますので、PBR 0.7~0.8程度に底値ラインを引いておいたほうが良いかもしれません。この場合、¥2,100~2,300が底値ラインになりそうです。

トヨタが数千億円規模の営業利益の減額を発表している事から、最終純利益は、6,000億円規模になりそうかと思いますので、上記株価予想もあながち悲観的過ぎるとも言えませんよ。

■ トヨタ・ホンダ以外は更に下値を探る展開か


ホンダとトヨタは売上高利益率(5~6%)がほぼ同レベルなのに対して、スズキ・マツダ・スバルはもともと1~2.5%程度ですのでやはり底力に差があります。ニッサンも近年、最終純利益を伸ばせていませんのでトヨタ・ホンダに見劣りします。

市場のPBRによる評価(株主資本1割減で試算)は、

:グループ1 PBR 0.7~0.8(トヨタ・ホンダ・スズキ)
:グループ2 PBR 0.45~0.55(ニッサン・マツダ・スバル(富士重工))


となっておりますわ。

前回の記事にも書きましたが自動車メーカー各社の株価は好調な時期に比べると安いですので、特にトヨタ・ホンダは、PBR1.0以下であれば悪い買い物ではないと思いますね。

ただ、短期間での全力投資は避け、段階的に投資していきたいと思います。信用収縮による実経済への波及効果がどの程度あるのかの見極めが全く出来ないですからね。せめて四半期決算、もしくは半期ごとの決算内容を確認してから判断していきたいと思います。

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主要自動車メーカーの株価 (08/10)  (2008/10/27)

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ここ最近、各国通貨に対してものすごい円高が進行してますな。これは輸出型企業にとっては大ダメージ、自動車産業もその例に漏れませんわ。

■ 各社のPBR


2008/10/24日時点での株価と、PBRを見てみましょか。
PBRの元となるBPS(一株純資産)は、H20年3月期の株主資本を1割減額した物を使用しています。これは、為替変動による損失と、保有金融資産の評価損を見込んでいる為です。

:トヨタ ¥3200 0.94
:ホンダ ¥1990 0.88
:ニッサン ¥441 0.57
:マツダ ¥200 0.56
:スバル ¥320 0.52
:スズキ ¥1220 0.79


いずれも低いPBRを示していますね。

まず、株主資本の評価額が、この金融危機によってどの程度の悪影響を受けるかが問題ですが、おおよそ1~2割減だとします。あくまでも仮定です。この仮定に基づきますと、基準PERを10とした場合、トヨタ・ホンダ・スズキはROE 8~9%レベル、ニッサン・マツダ・スバル(富士重工)に関してはROE 5%レベルにまで株価が低下してます。

以前の記事、配当金に各社のPBR等の推移を書きましたが、以前の水準に比べるとかなり低下している事が分かります。バーゲン価格は目の前ですね。もうすでに到達しているかもしれません。

はっきり言って、日本の自動車メーカーは世界的にトップレベルの競争力を持っています。今後も、世界で十分戦えるはずです。さらに今後発展が予想されるロボット分野にも抜かりなく投資していますので、自動車一本やりの戦略でもありません。更に、商品先物市場の暴落によって、原材料となる鉄やアルミの価格が低下している事もプラス材料です。長い目で見れば景気回復に伴って、以前のPBRレベルには最低限回復する物と思われますよ。

ただ、注意事項として、上記仮定よりも株主資本が減少する可能性が十分ある事。その場合、株価はまだまだ下がる恐れがあります。あくまでも資金投入の時期を集中させないように心がけましょうね。

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自動車銘柄のPBR近況 (トヨタ)  (2008/09/18)

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最近の下げ相場で自動車関係銘柄も下げてますな。

■ 主要銘柄のPBR


とりあえず主要銘柄のPBR見てみましょか。
本日付予想PBR(株価)、年初来安値PBR(株価)と日時 の順です。

トヨタ  1.18(¥4450) 1.15(¥4370 9/18)
ホンダ  1.26(¥3160) 1.04(¥2610 3/18)
ニッサン 0.82(¥709) 0.81(¥697 9/18)
スズキ  1.08(¥1867) 1.05(¥1815 9/18)
マツダ  1.11(¥450) 0.80(¥325 3/17)
スバル  0.80(¥557) 0.54(¥376 3/18)


トヨタ、ニッサン、スズキは本日年初来安値を更新してまんな。でも、その他は3/17、18が安値。しかも当時と比べると結構差がありますわ。

トヨタ、ニッサン、スズキの前回(3/18前後)の安値圏からの値下がり率は、

トヨタ 11%、ニッサン 18%、スズキ 25%

となっておりますわ。
いや~、スズキ下げましたな。でも、以前から言ってるようにROEの割りにPBRが高かったんで、私的には適正水準かな。
ニッサン、スバルと同じレベルのPBR・評価になっちゃいましたね。相当悪いんですかね、業績が。

まあ、いずれにしろ、全ての銘柄のPBRが、ここ10年くらいの最安値圏に突入してますわ。

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スズキの配当金の推移  (2008/07/01)

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今まで、トヨタ・ホンダ・マツダ・ニッサンの配当金の推移を見てきましたが、
今回は軽自動車の雄、スズキ自動車(7269)を見てみたいと思います。

■ 低い配当利回りは、配当性向が低いから

年度、配当額、配当利回り、配当性向、PBRの順で掲載します。
配当利回り、PBRは、決算月の前年11月末の株価で計算しています。

H21 16円 0.64% 9.02% 1.45 (予想数値、株価は08-6-30現在)
H20 16円 0.44% 8.99% 2.09
H19 14円 0.42% 8.42% 2.01
H18 11円 0.49% 7.36% 1.59
H17 10円 0.54% 8.80% 1.32
H16 9円 0.58% 11.15% 1.21
H15 9円 0.69% 15.76% 1.08
H14 9円 0.67% 20.62% 1.10


これらの数値を過去に掲載した同業他社と比較しますと、
配当利回りに関しては最低水準、配当性向に関しても最低水準、PBRに関しては同水準である事が分かります。特に配当性向に関しては、年々低くなってきています。

株価形成の要因として、配当利回りや配当性向があまり関与していないように見えます。PBRが他社と同水準なことから、ここが基準になっているように見えます。

しかしながら、配当性向がとても低いですよね。マツダでも10%、ホンダ、トヨタは25%である事を考えると、スズキの9%は基本的にいただけませんが、これは、マツダと事情が同じで、いわゆる二流企業の宿命なんでしょう。
内部保留を潤沢にしておかないと不測の事態に対処できないですし、地域的にピンポイントで大きな設備投資をするために資金を確保しておかないといけないのでしょう。

ただ、逆に配当性向を改善できる余地があるという風にも考えられます。
配当性向を25%に改善すれば、今期の配当利回りは1.79%になります。それでも、他社と比べると魅力的な水準ではありませんが。

■ スズキは特殊な存在

H15~20年度間のPBRに関して、他社が過去に比べて低下傾向もしくは同水準なのに対して、スズキは上昇傾向を示しているのが特徴でしょうか。
H21年度予想に関しては、おおむね同水準に収まっています。

あと、H21年度の予想純利益をスズキは、大幅下方修正していないことが特徴です。
各社、H20年度に対しておおむね20%前後の純利益の減額を予想していますが、スズキは今期純利益とほぼ同じ額を予想しています。

これは、他社に比べて北米市場の売上に対する割合が元々低いからではないかと思われます。以下が今期のスズキの売上高の地域分布状況です。

欧州 26.3%
北米 11.9%
アジア 25.3%
その他 8.5%


海外比率72%ですので、国内のシェアは28%。これは他社より高いレベルで、さらに海外の内訳が元々欧州とアジアが主力になっている事が特徴です。
例えば、ホンダの場合、北米の割合が48.4%、トヨタが34.2%、ニッサンが29.1%ですので、スズキはかなり低い事が分かります。

軽自動車と小型車が主力商品ですので自然と地域のすみわけが出来ていたのでしょう。
特に、インドでのスズキの存在は大きいです。

■ まとめ

過去数回にわたって自動車メーカーの配当金について見て来ましたが、

1:配当利回りで株価が形成されているのではない。
2:PBRが株価の水準を表している傾向がある。
3:各社ともH21年度の予想ROEが同水準なので、PERに関しても同水準である。


結論からして、PBR、PERの面からは特にどの会社が割安と言う事もなく、同じ水準に今は落ち着いている。
ただ、現状の配当性向からして、2.0%以上のインカムゲインがほぼ確実に得られると言う観点から、トヨタ、ホンダ、ニッサンの方に保有妙味が有ると思われます。

さらに、全般的に、過去と比べて低PBRの状態ですから、買い付けの時期としては悪くないと思われます。

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マツダ ホンダの配当金の推移 (トヨタ)  (2008/06/21)

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前回の記事トヨタ 配当の推移の関連で、マツダ(7261)と、ホンダ(7267)の過去の配当金の推移を見ていきたいと思います。

数字は、配当金、配当利回り、配当性向の順で掲載しています。
なお、配当利回りは、決算月の前年11月末の株価で算出しています。

■ マツダ

H20: 6円 1.01% 9.22%
H19: 6円 0.76% 11.52%
H18  5円 0.96% 10.55%
H17  3円 0.95% 8.04%
H16  2円 0.75% 7.22%
H15  2円 0.81% 10.15%


注意:2001年度は無配当

■ ホンダ

H20: 86円 2.29% 26.01%
H19: 67円 1.63% 20.62%
H18  50円 1.49% 15.30%
H17  65円 1.32% 12.37%
H16  42円 0.94% 8.51%
H15  32円 0.69% 7.31%


注意:H18年7月に、1:2の株式分割を行っている。

■ 配当政策ではホンダに軍配が上がる。トヨタとも互角

単純に、配当性向を見ると、H17年度からホンダは目標の30%に向けて順調に推移している事が伺えます。対してマツダは、10%前後と低い配当性向にとどまっています。

配当利回りの面から見ると、H15、16と同じような数字ですが、それ以降はホンダがマツダを上回り、H20年度にいたっては約2倍の配当利回りになっています。
これは、配当性向の差がはっきり表れていると言う事ですね。

ホンダの場合、前回の記事のトヨタ(7203)に比べても遜色ない配当政策になっている事が分かります。

ホンダと、マツダでは企業規模が違います(売上で4倍、総資産で6倍の差)ので、単純に考えて、それだけ体力差が有ると言う事でしょう。つまり、この数字から読み取れる事は、マツダには余裕がないということでしょうか。

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Author:ハリケーン荒谷
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■ 株式投資暦は7年ほど。
■ 日本市場に本格参戦は2003年。
■ 中国株にも2005年参入。
■ 2000年ごろにアメリカ市場で、燃料電池関係にも手を出しましたね~、懐かしい!
■ 海外旅行が好きで、毎年1回はアジアの国々を訪れています。中国・タイ・ベトナムなどに行きました。現地に行って感じたのは、「 まだまだ、発展途上である!」って事です!

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