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荒谷のローリスク株式長期投資

日本・世界の優良企業・株式で長期資産運用(長期投資)を行う私が、素人なりにも株・為替・商品先物・各種経済ネタ・政治ネタについて日々コメントするブログ。因みにバイク好きなもんで、バイクネタも多数アップ、主題に関連する英単語の勉強もしていきたいと思います!

ローリスク長期投資とは?まとめ記事(随時更新)
:twitter で一日一回みなさんで呟いてください。「 政府は日銀に国債100兆円くらい引き受けさせてとにかく円高を止めろ!増税?日本を終わらせる気か! 」よろしくお願いいたします。詳細については 地震後の日本の政策を考える を御覧ください。

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    北アフリカ・中東動乱の実際  (2012/04/13)

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    今なお北アフリカ、中東情勢は混迷を極めている


    この状況の発端や、根源的原因を考えてみたいと思う。

    :歴史的背景
    そもそも北アフリカ、中東諸国は18世紀から19世紀にかけて欧州諸国の植民地にされ20世紀~21世紀にかけても実質的支配の下におかれていた。
    さらに遡れば中世の十字軍遠征においても当地は蹂躙され恨みは根深い。

    :移民の問題
    欧州諸国は高齢化対策として移民の受け入れを90年代から2000年代にかけて大幅に緩和した。
    これにより、もと植民地地域の北アフリカ・中東諸国より大量の移民が欧州に渡った。
    移民の人々は高等教育を受けた専門家か単純労働者であり、2008年より本格的に開始された世界不況によって単純労働者の移民達は大量に失業、しかしそのセーフティーネットはまったく整備されていなかった。
    これと前後して、欧州内ではイスラム民族衣装の公共の場での着装を禁止(ベルギー、フランスなど)や移民の若者を警官が暴行などで欧州諸国政府に対する反感が強まり、これは北アフリカ・中東諸国の現地にも波及した。

    :携帯電話の普及
    今現在どんなに貧しい暮らしをしている人々もほぼ携帯電話を所有しており、インターネットを介して自由に情報を得る事が出来る。これがいままで経済格差や外国の情勢に無頓着だった人々の心に変化を及ぼす事となる。
    さらに、最新のWEBツール(ツイッター、フェイスブックなど)で横への情報伝播速度が非常に速くなった。
    これらが第3世界で急速に普及したのがつい3~4年なのである。

    :2007年頃のフランスの軍事作戦
    フランスは原子力大国であり、その燃料としてのウランをアフリカ(ニジェール)においてアレバが採掘事業を長年行っていた。
    この地域でAQIMという組織がイスラム原理主義革命運動を開始、資金調達のためアレバ職員を誘拐する事件が多発した。
    フランス政府はモーリタニア国軍と協力して掃討作戦(人質救出作戦)を開始、フランスの単独介入であり作戦は泥沼化していった。
    トランス・サハラにおける不朽の自由作戦、アメリカ主導の作戦で上記記述との関係詳細は不明。
    関連情報:仏首相「アルカイダとは戦争状態」北アフリカへの軍事的関与強化へ、 北アフリカからヨーロッパへの脅威

    :チュニジアはフランスのアフリカにおける橋頭堡
    チュニジアはアフリカ最大の親フランス政権であり、他のアフリカ諸国に対するフランスの代理として動いていた。
    AQIMはフランスのアフリカでの影響力を排除する為にはチュニジアの現政府を転覆させるのが一番だという事で作戦に動いた。
    作戦は単純で、インターネットによりすでに世界の情勢を知るに至った普通の人々に火をつけた、ただそれだけだ。


    こういった流れが今回の一連の騒動の裏側には有るようです。
    これによって一気にチュニジアの政府は転覆しました。

    そこからエジプト、リビアへと騒乱は広がっていった訳ですが、それらは組織的に一体ではなく、AQIMが使った作戦を模倣して各地のイスラム勢力が行っていったというのが実際のようです。

    様々な思惑が各地域・組織にはある訳ですが、脱欧州、脱アメリカ、反イスラエル、イスラムとしてのアイデンティティの開花といった理由が考えられますが、最大の理由・原因は「 世の中がフェアでない事に気付いた 」でしょう。 

    一言で言うならばカオス、某略説やいろんな話が持ち出されますが実際の状況はカオスそのもののようです。
    多極的に騒乱が発生し収まる気配はありません。

    原油先物価格が200ドルあり得るかも知れない


    この事件は、今後先進諸国のエネルギー・資源戦略に大変な影響を与えるはず。
    独裁を許していたのも安定したエネルギー・資源を確保するためで、それが崩壊したとなっては今後それらの価格が高騰する可能性が非常に高い訳です。

    日本にとっても死活問題です。
    石油輸入の90%以上を中東に頼っているためこれらがストップ、価格高騰すれば経済に多大の影響を及ぼします。
    原発の再稼働をなんとか実行しようとしている政府の姿勢も理解出来ます。

    非常に困難な局面に立っていると言えるでしょう。

    北アフリカ・中東を地図で確認



    大きな地図で見る

    モロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビア、エジプト、ヨルダン、シリア、サウジアラビア、イラク、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーン、イエメン。

    上記地域はもちろん、運動はアフリカを南下しておりサハラ以南も既にあぶない。
    さらにイランなどの西アジア・中央アジア圏、中国、南米等の独裁国もいずれ危険にさらされる可能性がある。
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    イランVSイラク イラン軍は自国領土と主張 駐イラク大使は占拠否定  (2009/12/20)

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    2009.12.20 00:14

    ファッカ油田近くにみえるイラン国旗(ロイター)
     イラン国営のアラビア語衛星テレビ、アルアラムによると、同国軍は19日声明を出し、イラク南部マイサン州のファッカ油田をイランの兵士が18日に占拠したというイラク政府の非難に対し、同油田はイラン領土だと主張した。イランとイラクの国境をめぐる対立が再燃する可能性が出てきた。
     声明は「1975年のアルジェ協定で定められた国境に従えば同油田はイランの領土だ」とし、イラン軍部隊は国境を越境したことにならないとしている。油田を占拠したかどうかについては明らかにしなかった。
     一方、イラン外務省のメフマンパラスト報道官は油田の占拠について「外国メディアによる根拠のない報道だ」として否定。イランの駐イラク大使も「このようなプロパガンダは両国関係に一切影響をもたらさないだろう」と述べ事実無根とした。(共同)



    <産経ニュースより抜粋>

    あ~、イラン恐るべし。
    もともと自国領だから、越境した事にならない、
    凄い理由だ。
    イラクとイランは過去に8年にも及ぶ泥沼の戦争を経験している。
     :イラン・イラク戦争
    それを蒸し返すのか?
    イラクが弱体化し、アメリカ軍が撤退しつつある今、
    チャンスなのかもしれない。
    しかし、イランの行為は国際的に認められるはずもなく、
    どうするつもりなのか?

    しかし、シーア派多数のイラクが、
    イランとの合併を模索しているとすれば、
    事態は急変する。
    そうなれば国際的にも認めるしかなく、
    中東での一大勢力となり、
    一気に中東地域の覇者となりうる。
    仮に私がイラク側なら、
    上記のことをイランに打診する。
    脱アメリカ、イギリスを完全に果たし、
    ロシア、中国とさらなる協力体制を築くね。

    上海協力機構
     これは軍事同盟ではないが、イランも参加しているロシア・中国主体の国際組織。
      2005年に参加。2008年3月24日にSCO理事会が正規加盟への審査を開始したと報じられた。

    田中宇の国際ニュース解説にこの件の記事がアップされてた。
    さすが早い。



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    イラン軍が越境、イラク油田を占拠  (2009/12/19)

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     【ドバイ=太田順尚】ロイター通信によると、イランとの国境付近に位置するイラク南東部マイサン州のファッカ油田に18日、イラン軍兵士11人が侵入した。兵士らはイラン国旗を掲げ、油田を占拠した。兵士らは油田にとどまっているとみられるが、今のところ軍事衝突は起きていないもよう。
     イラクのハファジ内務副大臣が明らかにした。同油田がある地域はイラン、イラクが係争中で、イラン軍による越境が頻発。ここ数日もイラン軍が越境を繰り返していたという。ただ、イラク側はイラン兵士の侵入に対し今のところ軍事的な対応をとっておらず、外交手段での解決を目指しているという。
     ファッカ油田は1970年代に生産を開始したが、80年代のイラン・イラク戦争で生産を停止した後、放置されているという。同油田を含むマイサン油田群は6月に約40年ぶりに実施された油田開発の1次入札の対象となったが、落札企業はなかった。(01:55)



    <NIKKEIよりの抜粋>

    ほんま、なにしとんねん!
    しかも、11人足らずで。ナメすぎ。
    ま、国境なんて所詮力関係で決まるからね。
    でも、まあ、追い返されるよね、たぶん。

    田中宇の国際ニュース解説あたりで、語られるんだろうな、
    このニュースの裏側。

    イラク・マイサーン県

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    世界恐慌時のような戦争による解決は起きない?  (2008/12/31)

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    1929年に端を発した世界恐慌、その後の経緯は皆さんもご存知の通り、第2次世界大戦と言う人類史上最大の大戦争によって幕を閉じました。

    今回の金融危機によって発生しつつある世界的不況も、戦争と言う最悪の事態にまで発展する可能性はあるのでしょうか?

    メディア等に登場する識者達の主張によれば、
    「 当時と現在では国際協調度が違いすぎる。なので、大戦争の可能性は著しく低い。 」と言う物が大半です。

    国際協調度が高い、つまり各国の経済・利害は複雑に絡み合い、お互いに必要不可欠な存在になっていると言う訳ですね。

    ですが本当にそうでしょうか?

    人間が行動を起こす動機にも色々有ると思いますが、やはりハングリー精神に勝る物は無いと思うんです。そして、目の上のたんこぶの力が衰えた時が、まさにハングリーな奴らが行動を起こす時です。ちょっと妄想的なシナリオを考えてみましたよ。

    ■ ハングリーな奴ら


    イスラエルがガザを爆撃しています。

    もとを正せば、イスラエルと言う国家の存在自体がめちゃめちゃです。あの国の存在自体がユダヤ人のイメージを悪くしていると思うんですよね。

    そして、イスラエルの暴挙を今まで見過ごしてきた周辺のアラブ系諸国の首脳陣。彼らはアメリカ中心の世界を黙認する事でオイルマネーからの恩恵を長い間享受してきました。

    このことから、中東諸国の一般人が一番搾取されている人々・ハングリーな奴らであり、それがテロを誘発してきたと思うのです。これが一気に国境を越えて組織化され、一大勢力になるとどうなるか。

    ■ シナリオ1


    中東諸国の支配層が打倒され、社会主義的な方向に。そして、一気にイスラエルを消滅させる動きが加速。そこに資源国の地位を固めつつあったロシアが資源価格暴落の事態からの脱却を図るため新たな中東諸国首脳陣と資源カルテルを形成する為に動く。軍事的支援も辞さないでしょう。

    もちろんアメリカが黙って見過ごす訳もなく、軍事行動を模索する訳ですが、ロシアが噛んでいるので思い切った行動に出る事が難しい。そこで、ロシア・中東のオイルは買わない・経済封鎖を敢行。ですが、この行動は自らの首を絞める行為に繋がる訳です。

    ここで、背に腹は変えられないEU諸国が中東・ロシアのカルテルとの契約を認め、アメリカが孤立する。アメリカ抜きの世界経済を模索しだす訳です。
    こうなれば、アメリカはもう、軍事行動を起こさざるを得なくなり、イスラエル救済を名目に中東大戦争に突入します。アメリカはイラク駐留軍を増強し、ロシアは中東諸国に軍事支援を開始。大規模な戦闘が繰り広げられる事に。

    そして、今までと違うのはアメリカ本土での大規模テロ攻撃が連日の様に勃発。アメリカ本土での生産力に大ダメージを負う事に。そこでアメリカは、急遽日本に支援を要請、日本はアメリカの要請を受諾、産業界は一気に軍需産業化してフル生産体制へ。

    中国はロシアと国境を接している関係上、軍事的な行動は起こせずに傍観していましたが、密かにロシア・アメリカ双方に軍事物資の提供を開始します。

    EU諸国もこうなると黙って見ている訳もいかなくなりましたが、アメリカの行動を批判する立場に。イギリスのみがアメリカ擁護の姿勢を表明。ただ、軍事行動を起こすまでには至りません。これらの国も軍事物資の供給をアメリカ、中東・ロシアの双方に提供を開始。

    そんな中、遂にイスラエルが核兵器を使用。中東主要都市とロシアの主要都市に向け核ミサイルを発射、ロシアは報復としてイスラエル、アメリカ主要都市に向け核ミサイルを発射。世界は核の炎に包まれる緊急事態に。

    この戦争の終わりは結局、イスラエルが消滅し、アメリカの没落を生んだ訳ですが、オイル・資源による争いを避けるためニューエネルギーの開発に拍車を掛ける事に繋がっていきました。


    いや~、こんなシナリオ最悪ですが、可能性は有りますかね?怖い怖い。
    ちなみに、この辺の情勢に詳しいサイトが 田中宇の国際ニュース解説。興味のある方はご覧くださいませ。


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    ハリケーン荒谷

    Author:ハリケーン荒谷
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    ■ 株式投資暦は7年ほど。
    ■ 日本市場に本格参戦は2003年。
    ■ 中国株にも2005年参入。
    ■ 2000年ごろにアメリカ市場で、燃料電池関係にも手を出しましたね~、懐かしい!
    ■ 海外旅行が好きで、毎年1回はアジアの国々を訪れています。中国・タイ・ベトナムなどに行きました。現地に行って感じたのは、「 まだまだ、発展途上である!」って事です!

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