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荒谷のローリスク株式長期投資

日本・世界の優良企業・株式で長期資産運用(長期投資)を行う私が、素人なりにも株・為替・商品先物・各種経済ネタ・政治ネタについて日々コメントするブログ。因みにバイク好きなもんで、バイクネタも多数アップ、主題に関連する英単語の勉強もしていきたいと思います!

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    コマツの企業価値を見る  (2008/11/22)

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    コマツの企業価値を見る

    「 配当還元モデル 」 で、コマツの企業価値を見てみましょか。

    :コマツのFCF H16~H20
    コマツ_FCF

    近年、有形固定資産の購入額が増加していますんで、これを平準化して、FCFを700億円とします。向こう10年の成長率10%、以降5%として算出すると、

    :コマツ 27,494億円

    となりますな。現在の時価総額が 10,017億円ですから、2.7倍になる可能性があるっちゅう訳ですわ。まあ、現在は金融危機の影響で良いニュースは見ませんが、世界的に発展途上の国が多い事を考えると、これくらいの企業価値は有るんとちゃいますかね。

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    オペレーティング・リース資産?(トヨタ)  (2008/11/22)

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    前回の記事でトヨタのフリーキャッシュフロー(FCF)についての記事を書きましたが、思いっきり間違っている事に気付きました。

    っていうか、ややこしいですわ、会計は。
    ホンダのキャッシュフロー計算書を見ていて、平成19年度以降に載っていて、それよりも前の期には無い項目、「 オペレーティング・リース資産 」 と言う物がありまして、これが投資CFを膨らましている事に気付きました。そんで、トヨタを見てみると、「 賃貸資産の購入 」 という項目があり、おそらく同じ項目なんだなと言う事になった訳です。

    オペレーティング・リース資産って何?ってことなんですけど、まあ、簡単に言ったら、外部顧客に自動車をリースしてる訳ですな。これが何故だか、投資CFの項目に載ってきてる訳。ややこしい。まあ、この項目を除外して投資CFを捉えないといけないのかな~、と思ったわけです。

    会計制度とリース、こちらに掲載されている内容をみると、リースには、キャピタルリースとオペレーティング・リースという分類があって、リース資産が借り手にとって貸借対照表に載るか載らないか、つまり後者は載らない=貸し手の資産に載るって事ですな。これがホンダの投資CFを生み出したんですわ。まさに会計の数字ですわ。ですんで、FCFを算出するにも単純な方法では見えてこない部分が多いと言う事を垣間見せられました。

    まあ、これも完璧に正しいかは自信ありませんが、ホンダのキャッシュフロー計算書を見る限り正しい方向にはあると思います。

    で、改めて一覧表を載せますね。

    :トヨタ、ホンダ、任天堂のFCF
    トヨタ_任天堂_ホンダ

    ■ 改めてトヨタとホンダの企業価値を計算


    条件は、トヨタFCF1兆円・成長率当初10年間7%・以降5%、ホンダはFCF5000億円で後は同じです。

    :トヨタ 308,567億円
    :ホンダ 154,283億円


    前回の記事と比べて、これがほんとの姿に近いのかな~とは思いますが、自信はありません!

    まあ、もっと勉強せんとあきませんな。バフェット氏のいう方法で企業を分析するには、会計の知識が相当要ります。しかも、会計の制度が結構変わりますから余計大変。
    自動車産業に関しては、オートローンやリースを取り扱う 「 金融子会社 」 について勉強せんと全貌が明らかになりませんな。

    ちゅうか、誰かちゃんと計算した数字を掲載してると思いますんで、今度調べておきますわ。

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    ウォーレン・バフェット氏語録 価値に関する原則  (2008/11/18)

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    前回の続きです。この部分が一番重要だとバフェットは言ってますな。

    ■ 価値に関する原則


    11. 企業の価値はどれぐらいか

    バフェットは、ジョン・バー・ウィリアムが提唱した、「 配当還元モデル 」 が証券の価値を算定する最良の方法だと言っています。

    簡単に説明すると、「 当該企業が将来生み出すキャッシュフロー(FCF)の総額を適切な利率で現在価値に還元する 」 と言う事です。

    ここに出てくる用語で、キャッシュフロー(FCF)については、ウォーレン・バフェット氏語録 財務に関する原則のオーナー収益の部分を見てね。「 適切な利率で現在価値に還元する 」 の部分は以下に説明します。

    「 3年後に100万円を払うので、投資してください 」

    貴方は友人から上記の申し出を受けました。貴方なら、いくら投資しますか?前提としてこの申し出の成功確率は100%だとします。このケースでの貴方の適正な投資額は、「 還元率(ディスカウントレート)」 によって決まります。この還元率は通常、ゼロリスクレートを使用します。ゼロリスクレートとは、事実上ゼロリスク(債務不履行の可能性がほぼゼロ)の債券で、いわゆる国債の利率のことです。これが今、年率10%だとします。すると、現在の100万円は、1年後110万円になります(100*1.1)。2年後は121万円になります(110*1.1)。

    上記の例を逆に考えた物が、「 現在価値 」 という考え方で、

    「 将来のお金をディスカウントレートで割り戻した額 」

    という事になります。つまり、2年後の121万円を1.1で2回割ると、100万円になりますよね。

    「 2年後の121万円の現在価値は、ディスカウントレート10%で割り引けば、100万円になる 」

    では、友人の申し出に対して貴方が現在払っても良い金額を計算してみましょう。100万円を1.1で3回割ればいいわけです。結果、約75万円が今貴方が友人に対して払える最大の金額と言う事になる訳です。

    「 貴方が今、2000万円の税金を国に納めてくれれば、国が貴方の子孫末裔に至るまで毎年100万円をお支払いします。」 

    と言う申し出を貴方は受けました。これは良い話なのでしょうか?これも将来に貰えるお金を現在価値に置き換えることで答えを導き出せます。利率10%で考えますね。
    1年後の100万円は90.9万円(100/1.1)、2年後の100万円は82.6万円(100/1.1/1.1)、3年後の100万円は75.1万円(100/1.1/1.1/1.1)4年後は・・・、つまり段々と時が経つに連れてお金の価値が減少していくわけです。最終的には限りなく 0 に近づく訳ですね。そして、それら未来のお金の現在価値の総額を簡単に導き出す方法が有ります。毎年貰えるお金を利率で割る事によって割り出せます。100万円/0.1(10%)、つまり、1000万円です。ここから上記の国による申し出は貴方にとって損な話だということが分かる訳です。この考え方を 「 永久還元 」 と言います。


    MBA2 VALUATION
     参照



    説明が長くなりましたが、バフェットが提唱する企業価値の算出方法は、上記考え方を元にしている訳ですね。

    「 当該企業が将来生み出すキャッシュフロー(FCF)の総額を適切な利率で現在価値に還元する 」

    ここで重要なのが、

    1:将来のキャッシュフローを正確に導き出す事
    2:還元率をどうするか?


    1は、成長期と安定期に2段階に分けて考える方法を取っています。例として、最初の10年間はFCF成長率15%、以降5%など。
    2は、その当時の長期国債レートを使用するケースがほとんどです。ですが、レートが低い場合、10%前後を使用するケースが多いようです。

    まあ、私個人的に思うのは、あまり深く考えても将来のFCFを正確に導き出せる訳もなく、ここで重要なのは将来の企業価値を現在価値として数値化して捉える事ができると言う点ですかな。

    この2段階モデルを簡単にシュミレートできるサイトが有りますのでご参考までに。

    ここで詳しく解説されています。企業価値はどのように評価されるか?

    12. 価値に対して割安な価格で買えるか

    これは、上記11のルールに従って算出した企業価値の現在価値より如何に安い時価総額で証券を手に入れられるかが重要だと言う事ですね。ですから、市場全体の暴落時にこそチャンスが有ると言う事ですわ。
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    ハリケーン荒谷

    Author:ハリケーン荒谷
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    ■ 株式投資暦は7年ほど。
    ■ 日本市場に本格参戦は2003年。
    ■ 中国株にも2005年参入。
    ■ 2000年ごろにアメリカ市場で、燃料電池関係にも手を出しましたね~、懐かしい!
    ■ 海外旅行が好きで、毎年1回はアジアの国々を訪れています。中国・タイ・ベトナムなどに行きました。現地に行って感じたのは、「 まだまだ、発展途上である!」って事です!

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