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荒谷のローリスク株式長期投資

日本・世界の優良企業・株式で長期資産運用(長期投資)を行う私が、素人なりにも株・為替・商品先物・各種経済ネタ・政治ネタについて日々コメントするブログ。因みにバイク好きなもんで、バイクネタも多数アップ、主題に関連する英単語の勉強もしていきたいと思います!

ローリスク長期投資とは?まとめ記事(随時更新)
:twitter で一日一回みなさんで呟いてください。「 政府は日銀に国債100兆円くらい引き受けさせてとにかく円高を止めろ!増税?日本を終わらせる気か! 」よろしくお願いいたします。詳細については 地震後の日本の政策を考える を御覧ください。

トヨタの減配は過去60年間で初めて  (2008/12/20)

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トヨタ、上場来初の減配へ 円高、販売減で連結赤字も

上記記事によれば、トヨタが東証に上場した昭和24年以来初めてのことだと言う事です。やはり今回の金融危機はただ事じゃすみませんな。

トヨタは1949年以来、約60年間も配当金を減らしたことがなかったんですね。これはこれで凄いですが、ついにストップせざるを得ないほど 「 ヤバイ!」 と経営陣が判断したと言う事ですね。

過去にも、オイルショックやら、プラザ合意による急激な円高(1ドル¥235が1年後に¥120に!)や、1989年のバブル崩壊が有ったにも関わらず減配しなかった訳ですからね。

この記事を見るまでも無く、今回の金融危機が「 危険度大 」だと思っている人は多いと思いますけど、私個人的に印象に残る記事でしたわ。

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任天堂 配当利回りが4.57%  (2008/10/06)

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最近の株価下落につられて任天堂の株価も相当下落しましたな。
08/10/3付けで¥36,750、H21年度予想決算内容からの、PBRが3.77、PERが12.69となっておりますな。

この、配当利回り4.57%は、相当高い数値ですな。
過去記事の任天堂の配当政策を見てもらえば、任天堂の過去の配当推移が載ってますんでご参考までに。

まあ、現状の株価水準は、今後も来期予想ROE(29%)が維持できれば、かなり適正水準に到達した感があります。はっきりいって、このROEの水準なら、BPSの増加率も相当高いと予想されますさかい、割安ともいえます。予想BPS増加率は112%以上。現状の業績が今後3年間継続されれば、H24年度のPBRが2.68になり、PERは9.24になるっちゅうわけです。

■ 任天堂は景気循環銘柄ではない


これは、過去20年間の業績推移を見れば分かります。なので、世の中が不景気になってもダイレクトに業績に影響しない傾向があるんですわ。しかし、これはゲーム産業がスタートを切ったばかりの時期と重なっているので、もしかしたら今後は影響を受けるかもしれません。

任天堂にとって最大のリスクは、ライバルとの熾烈な争いに敗れ、プレステに主役の座を奪われた時のような状態になる事ですわ。しかし、任天堂は、過去の教訓から、競合他社と異なった路線を構築し、全く違う土俵で戦うという戦略をとっています。もちろん完全に違う路線を歩んでいる訳ではありませんが。ただこれも、飽きられる可能性も有ります。

■ ROEが29%っちゅうのは相当優秀


なだけに、維持できるかは未知数。ですから、下方修正後の株価もシュミレーションしておく必要がありますな。もしROEが10~15%になった場合、現状の株価は相当割高になりまっからな。

WII & DS で、どこまで粘れるか。そして、今後も新たな任天堂ワールドでどれだけの人を楽しませる事ができるか。

■ ディズニー社のような企業になれるか?


任天堂はエンターテイメント企業だと思うんでっけど、同業他社としてウォルトディズニーと比較しても面白いと思いますな。相当長い間、世界中の人を楽しませてきたディズニー社。任天堂もディズニーのように末永く愛される企業になれるか。注目ですな。

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テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー -タグ:任天堂 配当金

任天堂の配当政策  (2008/09/09)

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任天堂の配当政策を見てみましょか。まず、配当性向から。

■ 任天堂の配当金と配当性向の推移


H21 1370円 59.72%(予想)
H20 1260円 69.36%
H19 690円 56.09%
H18 390円 56.16%
H17 270円 43.76%
H16 140円 59.75%
H15 140円 29.49%
H14 140円 18.63%
H13 120円 17.51%
H12 120円 30.18%


これ以前の配当金は調べてませんが、1991~2000年度の純利益がだいたい500億~800億円の間で推移してますんで、配当金が100~120円だとすれば、おおむね配当性向は、20~30%台だと思われますな。

ですんで、近年任天堂は、配当性向を高めてきているっちゅう訳です。
配当性向50%台というのは結構優秀ですな。

■ 配当利回り


決算月前年11月末の株価で試算。

H21 2.70%(予想、08/9/9株価)
H20 1.87%
H19 2.50%
H18 2.96%
H17 2.18%
H16 1.48%
H15 1.08%
H14 0.66%


H14・15は配当性向が低かったんで配当利回りも低い、H20は株価が高かったんで低くなってます。おおむね、配当利回り2.0%~2.70%が最近の傾向ですかな。

ただ、近年、皆さんご存知の通り任天堂は、WIIやDSで過去と比べて利益水準を大幅に高めてきてますんで、現状の配当額を維持できるかは未知数です。つまり、現在の収益力・ROE(20%以上)を維持できるかどうかは未知数。その辺は、過去記事の任天堂とコマツを比較するを見て確認してくださいな。現状の株価水準(PBR)・配当金が維持されるには、ROE25~30%くらいが最低必要ですからね~。

■ 任天堂の配当方針


以下任天堂が08/8/29に発表した資料から。

当社では、利益分配の基本方針として株主の皆様への直接的な利益還元については、連結営業利益の33%を配当金額総額の基準とし、期末時点で保有する自己株式数を差し引いた発行済株式数で除した金額の10円未満を切り上げた金額か、もしくは連結配当性向50%を基準として10円未満を切り上げた金額の、いずれか高い方を1株当たり年間配当金として決定しています。
 中間の配当金を1株当たり140円と固定していましたが、従来の方針に基づく期末の配当金が高額となり、第2四半期と期末との差が大きくなり過ぎたため、当期より、第2四半期末の配当金については、第2四半期累計期間の連結営業利益の33%を第2四半期末の配当金総額の基準とし、この時点で保有する自己株式数を差し引いた発送済み株式数で除した金額の10円未満を切り上げた金額を第2四半期末の配当金とする基本方針に変更しました。



同日に任天堂が業績の上方修正と配当金の増額を発表してますな。
(08/9/13確認)

:純利益 325,000(百万円) → 410,000
:配当金 1370円 → 1680円

この資料に基づいて、08/09/13付けの株価48,600円で各種指標を見てみますと、

:配当性向 58.05%
:配当利回り 3.46%
:PER 16.79
:PBR 4.99
:ROE 29.8%


となり、配当利回りとしてはかなり優秀な数値を示す結果となりますな。
PBRもついに5を割り込んでいますよ。

ただ、業績修正の理由に想定為替レートの修正が絡んでます。
米ドルを100円 → 105円、ユーロを155円 → 160円 としてます。
これは、最近の動向からして、裏目に出る可能性がありまんな。

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日本企業の配当性向と配当利回り  (2008/09/09)

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株式の配当金を気にして投資してまっか?配当金なんてどうせしれてるって思ってる方、意外とあなどれませんで。

日本企業の配当政策がここ数年で変貌をとげてます。日本企業の配当政策は企業成長の源泉を確保するという名目で、企業内保留分を多くする、つまり、株主への直接的な配当金としての支払いを低くして来た訳ですな。でもですな、そもそも株式投資の目的の一つは、投資に対する利益の分配でっから、配当金を払ってもらわな、一向にその目的を達成できない訳。でっから、日本企業の姿勢はその目的に反してたんですが、株式市場のグローバル化(欧米化)によって、配当金・配当政策を変更することを余儀なくされてきたんですな。つまり、配当金を多く払うようになってきたっちゅう事ですわ。

■ トヨタとホンダの配当性向


配当金を企業の純利益からどのくらいの割合で払っているかという率、これを配当性向って言います。その率が高ければ高いほど、株主に対して直接的な還元率が高いっちゅう訳。

トヨタとホンダの配当性向の推移を見てみましょか。左がトヨタです。

:H21 38.00% 32.56%(予想)
:H20 25.67% 26.01%
:H19 23.35% 20.62%
:H18 21.27% 15.30%
:H17 15.87% 12.37%
:H16 12.90% 8.51%
:H15 12.77% 7.31%
:H14 16.18% 7.52%
:H13 19.29% 9.56%

H13年度決算からの比較では、両社とも確実に配当性向が高まってますね。

でもね、これ日本企業全部に当てはまる訳やないんですな。

■ スズキの場合


:H21 9.02%
:H20 8.99%
:H19 8.42%
:H18 7.36%
:H17 8.80%
:H16 11.15%
:H15 15.76%
:H14 20.63%

逆に下がってます。なんでや、スズキさん!

でっから、株式投資に関しては、この配当金の支払い率も考慮せんとあきませんな。
キャピタルゲインは長期的な視点でみなあきませんから、その間の収入を確保する為に配当金は重要ですわ。

■ 配当利回り


株式を買い付けた時点での株価と予想配当金との比率を配当利回りって言います。例えば、一株1000円で買った会社が一株当たり50円の配当金を出した場合、配当利回り5%って言う事。

2005年の記事で、東証1部上場企業の配当利回りがバブル後最高の1.26%に達した って言う記事がありましたが、2008年3月期決算ではそれが、1.91% に上昇してます。

これは、配当性向が高まったのと、株価が低迷しているからという2つの原因から生じていると思われますな。でっから、ある企業の分析時は、配当性向と配当利回りを同時に見ないとあきません

配当性向が高まっているにも関わらず、配当利回りが低くなっている場合、その企業の株価は過去に比べて割高になってきているっちゅう事が分かる訳。

企業の分析をする時は、配当性向と配当利回りに注目しましょな!
特に中国企業の配当政策を見てみて下さい。えらい高配当な事に気付きます。

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日産自動車:7201 配当利回りが相当高い  (2008/07/14)

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以前掲載しました日産自動車の配当金の推移 (トヨタ)にも有りますように、日産自動車は同業他社のトヨタ、ホンダ等と比較して配当利回り・配当性向がもともと高い訳ですが、ここ最近の株安で更に拍車がかかってきました。

■ 配当利回りがなんと、年率 5.15%

日産が発表している今期(2009.3月期)の予定年間配当金は、前期+2円の、42円。株価の本日終値が、815円ですから、配当利回りが5.15%にもなっています。
トヨタが2.9%、ホンダが2.5%ですから、およそ2倍の配当利回りです。もちろん、PBRも3社中最低の0.94。

最近の日産自動車に対する評価は、同業他社と比べて著しく低下しています。PBRで比較すると、トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキの2/3のレベル、富士重工のPBR 0.8に近づきつつあります。

さらに、Yahoo ファイナンスの配当利回りランキングで147位。東証+JASDAQが約3400社ですから、上位5%に入っている訳です。ランキングを見れば分かりますが、周辺には最近下落著しい不動産業界や業績が著しくない企業ばかり・・・。日産自動車に対する評価は相当低いようですね。

今後の自動車銘柄の株価推移・PBRの推移について、以前の記事フォルクスワーゲン(Volkswagen AG)のPBR、ROE 紹介中にある表が参考になりそうです。ROEの低下を予測するなら、PBR 0.6~0.7の水準も大いに有り得ますね。

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武田薬品工業:4502 分析  (2008/07/14)

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日本の医薬品企業で最大手、超有名企業ですね。
私は、この業界について完全に素人ですが、なんとなく調べてみました。

まずは、世界的な医薬品メーカーとしての位置づけを以下のサイトで見てみましょう。
業界情報 製薬企業の動向 大手国内企業 売上ランキング・研究開発費 - 医薬専門転職紹介 メディサーチ

2007年度実績で、武田薬品工業は売上規模で世界16位、トップのファイザー製薬の売上約44000M$に対して、10000M$と1/4の規模です。
このランキング表を見てみると、やはりアメリカの企業が多数を占めている事がわかります。

■ PBR、ROE、配当利回り、配当性向等

年度、PBR、ROE、配当額、配当利回り、配当性向の順です。基準株価は決算月前年11月末の株価です。

:H21 1.92 7.0% 170円 3.26% 89.57%(予想、株価は08/7/14現在)
:H20 2.62 15.6% 168円 2.37% 39.84%
:H19 2.68 13.9% 128円 1.69% 32.76%
:H18 2.48 13.3% 106円 1.61% 29.96%
:H17 2.23 13.9% 88円 1.74% 28.08%
:H16 2.08 16.0% 77円 1.83% 23.90%
:H15 2.89 17.3% 65円 1.26% 21.10%
:H14 3.49 16.6% 60円 1.07% 22.47%


H15~20年度のPBRはおおむね2.5前後で推移、ROEも15%前後。配当性向は段階的に上昇で最終目標を45%(2010年度)に置いているようです。

■ ミレニアム社の買収が鍵

H21年度の予想純利益ですが、大幅に減少している事には理由が有ります。これは、アメリカのベンチャー企業・ミレニアム社の買収に約8800億円を投入した事により、そののれん代や無形固定資産等を償却する為、費用として計上する事にあります。この事に関しては、化学業界の話題に詳しく掲載されていますので、一度ご覧ください。
8800億円を全て自己資金でまかなうと言う事ですが、この金額は武田薬品工業の資産の約1/3に上る超大型投資になります。これだけの投資を行うと言う事は相当な根拠があると思いますが、業績に及ぼす将来的影響を素人の私が推測する事は不可能です。

H21年度の配当性向についてですが、これは上記のミレニアム社の減価償却費控除前の利益に対しては、約45%になるようです。

配当利回りの過去の推移から、現在の3.26%というのは魅力的な水準だと思います。配当政策については現状を維持していく考えですので、PBR2.0前後の水準は、過去と比べて割安な感がありますね。ROEも本来15%前後と安定していますので、ミレニアム社買収が失敗に終わらない限り、安定成長路線は崩れないように感じられます。

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スバルの配当金の推移  (2008/07/02)

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最近立て続けに配当金ネタが続きますが、今回はスバル・富士重工業:7270を見てみたいと思います。
関連記事スバル(7270) スバルのPBRは何故低いのか?もご覧ください。

■ 配当金は、常に9円

配当金は、H15~H20年度の間、一株当たり常に9円です。
配当利回りに関しては、おおむね1.6%前後(決算月の前年11月末株価による)です。
ただし、配当性向については大きなばらつきが見えます。

年度、純利益(百万円)、配当性向の順です。

H21 10000 64.75%(予想数値)
H20 18481 35.02%
H19 31899 20.27%
H18 15611 41.47%
H17 18238 38.46%
H16 38649 18.15%
H15 33484 19.96%


一株あたりの配当金を固定する政策を取っています。

基本的に業績不振企業で利益水準が読めない訳ですから、こう言う政策を取らざるを得ないのでしょう。
特にスバルの場合、日本国内市場における売上比率が同業他社(25%前後)に比べて高いです(36%)から、日本市場の苦戦が業績にダイレクトに響いている訳です。早急に海外での売上を伸ばさなければいけません。ただ、海外売上の内訳も約50%が北米市場ですので、昨今の米経済の減速の影響は必至です。北米以外での成績は順調に上向いています。

■ トヨタによる業績回復作戦は成功するか?

ただ、トヨタのテコ入れによって、スポーツ車メーカーとしてのポジションを確保していこうと言う動きが見られます。WRCなどで培われた技術は大きいと言う事でしょう。

■クリーンディーゼルの盛り上がりは吉と出るか?


ヨーロッパでは既に新車登録台数の50%を占めるクリーンディーゼルエンジン車。スバルも2008年春に既に投入しています。日本市場投入は2010年頃だそうです。

スバルのお家芸である水平対向エンジン。これがどうも、ディーゼルエンジンとの相性が抜群だと言う評価が上がっています。

世界初!! 水平対向ディーゼルレガシィに乗った清水和夫は感激!! /LEGACY DIESEL


こちらのYoutube画像のコメンテーターの方も絶賛していますね。20km/1Lの燃費性能が有るそうです。

■ まとめ

今現在の株価(2008-7-02)でスバルのPBRは、0.77。同業他社と比べて約半分の評価、大変低い数値です。ただ、今期予想ROEは、たったの2.0%ですので当然と言えば当然ですね。

スバルにはかなりの不確定要素があります。勝負銘柄的な存在と言えるでしょう。


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スズキの配当金の推移  (2008/07/01)

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今まで、トヨタ・ホンダ・マツダ・ニッサンの配当金の推移を見てきましたが、
今回は軽自動車の雄、スズキ自動車(7269)を見てみたいと思います。

■ 低い配当利回りは、配当性向が低いから

年度、配当額、配当利回り、配当性向、PBRの順で掲載します。
配当利回り、PBRは、決算月の前年11月末の株価で計算しています。

H21 16円 0.64% 9.02% 1.45 (予想数値、株価は08-6-30現在)
H20 16円 0.44% 8.99% 2.09
H19 14円 0.42% 8.42% 2.01
H18 11円 0.49% 7.36% 1.59
H17 10円 0.54% 8.80% 1.32
H16 9円 0.58% 11.15% 1.21
H15 9円 0.69% 15.76% 1.08
H14 9円 0.67% 20.62% 1.10


これらの数値を過去に掲載した同業他社と比較しますと、
配当利回りに関しては最低水準、配当性向に関しても最低水準、PBRに関しては同水準である事が分かります。特に配当性向に関しては、年々低くなってきています。

株価形成の要因として、配当利回りや配当性向があまり関与していないように見えます。PBRが他社と同水準なことから、ここが基準になっているように見えます。

しかしながら、配当性向がとても低いですよね。マツダでも10%、ホンダ、トヨタは25%である事を考えると、スズキの9%は基本的にいただけませんが、これは、マツダと事情が同じで、いわゆる二流企業の宿命なんでしょう。
内部保留を潤沢にしておかないと不測の事態に対処できないですし、地域的にピンポイントで大きな設備投資をするために資金を確保しておかないといけないのでしょう。

ただ、逆に配当性向を改善できる余地があるという風にも考えられます。
配当性向を25%に改善すれば、今期の配当利回りは1.79%になります。それでも、他社と比べると魅力的な水準ではありませんが。

■ スズキは特殊な存在

H15~20年度間のPBRに関して、他社が過去に比べて低下傾向もしくは同水準なのに対して、スズキは上昇傾向を示しているのが特徴でしょうか。
H21年度予想に関しては、おおむね同水準に収まっています。

あと、H21年度の予想純利益をスズキは、大幅下方修正していないことが特徴です。
各社、H20年度に対しておおむね20%前後の純利益の減額を予想していますが、スズキは今期純利益とほぼ同じ額を予想しています。

これは、他社に比べて北米市場の売上に対する割合が元々低いからではないかと思われます。以下が今期のスズキの売上高の地域分布状況です。

欧州 26.3%
北米 11.9%
アジア 25.3%
その他 8.5%


海外比率72%ですので、国内のシェアは28%。これは他社より高いレベルで、さらに海外の内訳が元々欧州とアジアが主力になっている事が特徴です。
例えば、ホンダの場合、北米の割合が48.4%、トヨタが34.2%、ニッサンが29.1%ですので、スズキはかなり低い事が分かります。

軽自動車と小型車が主力商品ですので自然と地域のすみわけが出来ていたのでしょう。
特に、インドでのスズキの存在は大きいです。

■ まとめ

過去数回にわたって自動車メーカーの配当金について見て来ましたが、

1:配当利回りで株価が形成されているのではない。
2:PBRが株価の水準を表している傾向がある。
3:各社ともH21年度の予想ROEが同水準なので、PERに関しても同水準である。


結論からして、PBR、PERの面からは特にどの会社が割安と言う事もなく、同じ水準に今は落ち着いている。
ただ、現状の配当性向からして、2.0%以上のインカムゲインがほぼ確実に得られると言う観点から、トヨタ、ホンダ、ニッサンの方に保有妙味が有ると思われます。

さらに、全般的に、過去と比べて低PBRの状態ですから、買い付けの時期としては悪くないと思われます。

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トヨタの配当利回りについて考える  (2008/06/30)

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■ 現在のトヨタ株価で、配当利回り2.76%

トヨタが東電を上回る配当利回り、大きな歪みが示す割安感

この記事にもありますように、今、トヨタの株価水準は過去と比較して低い状態にあるといえます。
過去の記事にもトヨタのPBRの推移を掲載しましたが、それらと比較してもやはり低水準にあることがわかります。

株価押し上げにトヨタは大増配すべきだ

上記記事の一節に、

 かつてトヨタは、配当性向の目標値を40%に置いていた。



とあります。海外の事情を考えますとあながち実現性のない話ではないと言う事です。以前紹介しました日産の配当金の推移の中にありますように、日産の配当性向が高いのは、筆頭株主がルノーで、そのルノーの本拠地・欧州での配当性向が平均50%だからなのでしょう。

ですので、おそらく来期は減配する事がないと考えると、1株当たり140円を継続、現在の株価での配当利回りは、2.76%となり、予想純利益に対する配当性向は約36%となります。

■ 複利で年率15%も可能性あり


さらに、来期以降の業績の拡大によって、純利益がH20年度の水準に戻り、配当性向40%を達成、その時の配当利回りが2.5%だとすると、株価は8800円となり、現在の株価の173%になります。仮にその時期が5年後だとすると、複利で年率15%のキャピタルゲインが見込めるということですね。

日本の10年国債が年率1.61%の時代です。トヨタの株ですら相当高利回りの商品です。

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日産自動車の配当金の推移 (トヨタ)  (2008/06/24)

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前回の記事マツダ ホンダの配当金の推移 (トヨタ) 、前前回の記事トヨタ 配当金の推移 に引き続いて、今回は日産自動車(7201)の配当、及び各種指標を見てみたいと思います。

年度、配当額、PBR、配当利回り、配当性向の順で掲載しています。
PBR、配当利回りは決算月の前年11月末の株価で算出しています。

:H20 40円 1.47 3.16% 33.81%
:H19 34円 1.63 2.41% 30.36%
:H18 29円 1.63 2.35% 22.94%
:H17 24円 1.79 2.21% 19.11%
:H16 19円 2.53 1.52% 15.46%
:H15 14円 2.25 1.43% 11.77%


下記以降、トヨタ、ホンダとの各種指標を比較していきたいと思います。
掲載している数値は、
年度、トヨタ、ホンダ、日産の順に掲載しています。

■ トヨタ、ホンダとの PBR 比較


:H20 1.65 1.50 1.47
:H19 1.89 1.66 1.63
:H18 1.77 1.48 1.63
:H17 1.31 1.38 1.79
:H16 1.33 1.46 2.53
:H15 1.44 1.71 2.25


日産に関しては、H16・15年度の高PBRが徐々に低下、近年はホンダと同水準になっています。
ホンダに関しては、トヨタに対してここ数年で、PBRが若干低くなる傾向が見られます。

日産のPBRの変化はROEの低下から読み取れます。H15年度ROE 27%が、年を追うごとに低下、H20年度は12.5%になっています。トヨタのROEは、H15年度の12.7%~14.5%と徐々に上昇しています。
本田はH15年度16.2%~13.2%と低下していますが、日産程の変化率ではありません。ただ、その低下分がトヨタとのPBRの差を生んでいるのかもしれません。

■ 配当利回り、配当性向


:配当利回り
:H20 2.24% 2.29% 3.16%
:H19 1.71% 1.63% 2.41%
:H18 1.55% 1.49% 2.35%
:H17 1.68% 1.32% 2.21%
:H16 1.37% 0.94% 1.52%
:H15 1.12% 0.69% 1.43%


:配当性向
:H20 25.67% 26.01% 33.81%
:H19 23.35% 20.62% 30.36%
:H18 21.27% 15.30% 22.94%
:H17 15.87% 12.37% 19.11%
:H16 12.90% 8.51% 15.46%
:H15 12.77% 7.31% 11.77%


配当利回りは、日産が他社と比べてH17年度からは約1.0%高い傾向を示しています。これは配当性向が他社と比較して5~10%高いのが原因です。ルノーが44.3%の株式を保有する関係で配当性向が高いのでしょうか。
ホンダに関しては、H17年度から配当性向を急激に上げている事が分かります。

■ 純利益の変化率 H15からH20年度に対して

:トヨタ 181%
:ホンダ 140%
:日産  97%


トヨタ、ホンダともに上昇していますが、日産のみ低下しています。

■ 売上高・純利益率

H15~H20の推移を見てみましょう。

トヨタは、5.88~6.53%で全期間安定しています。おおむね6.50%前後を維持しています。
ホンダは、5.35~5.00%で、H18年度に関しては6.03%となっています。5.0%を切った年はありません。
日産に関しては、7.25~4.46%と、低下の一途を辿っています。

■ まとめ

やはり、トヨタの安定成長ぶりが目立つ結果となりました。

PBRの差はROE(資本効率)の差、安定成長(低リスク)、業績の下振れの度合いが低いと思われている、と言う事ですね。

ホンダは若干のROEの低下が見られる事から、トヨタとの差が生まれている。
配当性向にしても他社の後追いをしているように見えます。

日産に関しては、華々しい復活劇からの余韻が冷め、ROEの低下から現実的な株価評価へと情勢が変化、さらに悪化するのではと言う思惑も今現在は働いていると見られます。
6/23現在の株価905円で計算するとPBR1.05となっており、トヨタの1.40、ホンダの1.46と比較して、かなりの差が生じています。ただ、配当性向が高いので配当利回りは他社と比べて高い事が魅力でしょうか。

今現在、ホンダがトヨタのPBRを上回っていますが、これは、来期の業績予想に関して、トヨタの方が今期に対する修正額を大きく見積もっている事が影響しているのではないかと思われます。ホンダが発表しているH21年度純利益は、今期に比べて81%ですが、トヨタは70%と予測しています。

以前の記事トヨタ(7203) 比較!ホンダ、スズキ、現代、タタのPBRとROE  でご紹介した各企業の地域別売上シェアの表を見ると、今一番問題視されているアメリカ市場の売上高のウエイトがホンダ48.4%、トヨタ34.2%ですので、ホンダの業績の方が危ぶまれるべきだと思いますが、どうなんでしょうか?

いづれにしても、低リスクの観点からは、トヨタが一番手の投資対象である事は間違えありません。ただ、素人分析ですので、もっともっと詳しく見て行きたいと思います。特に、ホンダと日産の純資産の増加スピードがトヨタに比べて著しく高かったH15~18年度の原因を吟味してみたいと思います。

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マツダ ホンダの配当金の推移 (トヨタ)  (2008/06/21)

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前回の記事トヨタ 配当の推移の関連で、マツダ(7261)と、ホンダ(7267)の過去の配当金の推移を見ていきたいと思います。

数字は、配当金、配当利回り、配当性向の順で掲載しています。
なお、配当利回りは、決算月の前年11月末の株価で算出しています。

■ マツダ

H20: 6円 1.01% 9.22%
H19: 6円 0.76% 11.52%
H18  5円 0.96% 10.55%
H17  3円 0.95% 8.04%
H16  2円 0.75% 7.22%
H15  2円 0.81% 10.15%


注意:2001年度は無配当

■ ホンダ

H20: 86円 2.29% 26.01%
H19: 67円 1.63% 20.62%
H18  50円 1.49% 15.30%
H17  65円 1.32% 12.37%
H16  42円 0.94% 8.51%
H15  32円 0.69% 7.31%


注意:H18年7月に、1:2の株式分割を行っている。

■ 配当政策ではホンダに軍配が上がる。トヨタとも互角

単純に、配当性向を見ると、H17年度からホンダは目標の30%に向けて順調に推移している事が伺えます。対してマツダは、10%前後と低い配当性向にとどまっています。

配当利回りの面から見ると、H15、16と同じような数字ですが、それ以降はホンダがマツダを上回り、H20年度にいたっては約2倍の配当利回りになっています。
これは、配当性向の差がはっきり表れていると言う事ですね。

ホンダの場合、前回の記事のトヨタ(7203)に比べても遜色ない配当政策になっている事が分かります。

ホンダと、マツダでは企業規模が違います(売上で4倍、総資産で6倍の差)ので、単純に考えて、それだけ体力差が有ると言う事でしょう。つまり、この数字から読み取れる事は、マツダには余裕がないということでしょうか。

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トヨタ 配当金の推移  (2008/06/16)

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トヨタの過去数年の配当金の推移と、株価に対する利回りとPBRを見てみましょう。
配当利回り・PBRは、決算発表の前年11月末の株価で計算しています。

年度、一株辺り配当金、配当利回り、PBR、配当性向(純利益から配当に回した比率)の順です。

:H20 140円 2.24% 1.65 25.67%
:H19 120円 1.71% 1.89 23.35%
:H18 90円  1.55% 1.77 21.27%
:H17 65円  1.68% 1.31 15.87%
:H16 45円  1.37% 1.33 12.90%
:H15 36円  1.12% 1.44 12.77%
:H14 28円  0.89% 1.52 16.18%
:H13 25円  0.63% 2.01 19.29%



そして現在の株価(2008-6-13)で見た予想PBRは、

1.42

H21決算予想純利益を基に、配当性向25%とした場合の配当金及び利回りは、

95円 1.73%


となります。

トヨタは、配当性向を30%にするよう努力していると決算報告書に記載しています。
H13から見て、かなり実現に近づいてきました。
仮に、来期の配当性向が、30%を達成した場合、配当金と現在の株価から見た配当利回りは、

115円 2.09%

となります。

来期の予想決算内容は、アメリカ市場の景気減速や原材料価格の高騰などを織り込んで、弱気な予想を立てています。H15年度からH20年度にかけて、ROE12~14.5%を達成してきた訳ですが、来期の予想に基づけば、来期ROEは9.9%となります。ただ、その水準でもH12~14年度が、ROE6~8.4%だった事を考えれば、悲観する内容ではないかもしれません。

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投資計画を立てる2  (2007/12/12)

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お金は結局、自分が何かをするための道具ですよね。


そして、お金はその目的のバロメーターだと思うんです。

ですので、目的 = お金の量 が違えば、方法も変わってくると言う事ですね。

例えば、月給30万円の人が、3億の豪邸を建てようと思えば、今の仕事を続けているだけでは不可能です。方法を変えなければいけません。

株式投資も同じで、

:自分がいったいどれくらいのお金を必要としているのか
:そのお金の使い道は何なのか


これらを明確にするのとしないのとでは、株式投資の方法・成績に大きな違いが生じると思うのです。


具体的に株式投資に当てはめると

:高級車(1000万円)を2年以内に株式投資の利益で購入する
:老後の生活資金を60歳までに株式投資で1億円以上生み出す
:毎年2回、家族5人で海外旅行(200万円相当)に行くための資金を生み出す
:理想のマイホーム(例えば1億)を購入するために5年以内に資金を作り出す


こんな感じで、具体的な 資金量 と 期間 を設定するんですね。

そして、その目的と達成期日をターゲットにした投資方法は、どんなものが最適か?


を考える訳です。

投資対象を株式投資に限って話を進めていきます。

まず、毎年安定した収益を株式の売買で得る事は難しいと考えます。株価は割りと急激に動きますので、ある一定の期間は全く動かない事があるんですね。そして、忘れた頃に動き出す。そういった特性が有るので、短期間で収益を得ようとすると、どうしても狭い株価レンジでの値幅取りに陥ってしまい、冷静な判断が下せなくなってしまいます。

ですので、株式投資はあくまでも長い目で見る必要のある投資だと思います。
割安な時期に投資を行い、市場心理が良くなって割高な価格になるのを待つ。株式投資を成功させるには2回待つ必要が有ると言う事ですね。

:割安になるまで待つ(買い時)
:割高になるまで待つ(売り時)

それを焦って、周りが株式投資に注目しだして株価が割高になったときに買ってしまう。それでは成功する可能性が低くなってしまいます。かならず、2回待ってください。

結論から述べますと、先に述べたような、

:高級車(1000万円)を2年以内に株式投資の利益で購入する
:毎年2回、家族5人で海外旅行(200万円相当)に行くための資金を生み出す
:理想のマイホーム(例えば1億)を購入するために5年以内に資金を作り出す


こういった投資には向きません。期間を短期間に設定する事が難しい投資なんですね。
なので、割と突然訪れるボーナスのように考えるのが妥当だと思います。かりに、割安なときに投資したとしても、その後いつになったら売却の時期(割高)になるのかは明確に設定する事は出来ません。
とは言っても、過去のデータからは、だいたい4年か10年周期でその時期は訪れているように見えます。なので、おおよそ4年後もしくは10年後に結果が出ると思っていてもあながち間違いではないでしょう。

ここで一つの例を示すと、
トヨタ 7203 を市場心理が最悪だったH14年の11月に¥2800で購入し、4年後の市場心理が最高潮に達していたH18年2月の¥8200で売却したとしますと、年率で30%の複利効果があったことになります。銀行預金が1%前後の日本でこの高金利はばかにできません。
これは、底値で買って高値で売るという極端な例を示していますが、かりにもう少しレンジを狭めたとしても15~20%の複利効果は得られた時期だと思います。

ですので、株式投資がトヨタのような優良企業級でも、年率15~20%は得る事ができた、と言う事です。もう少しリスクを得て、違う投資対象にすればもっと高い利回りが期待できたでしょう。ただし、利回りを追求するあまり、リスクがあまりにも高くなってしまうのは本末転倒です。あくまでもローリスクで目的を達成する事が先決です。

:利回りは15~20%(年率)

後は、最初に投入できる資金量で結果が決まってきます。
この初期投資分は、

:確実に得られる収入から貯蓄する事によって作り出す

普通のサラリーマンの方ならこの方法を取る方が一番多い事でしょう。
あとは、副業をしてあくまでも労働に対する対価としてのお金を貯蓄していく。
もちろん、ビジネスを立ち上げてお金を増やすと言う考えも有りますが、なかなか
そこまで踏み出せる方も少ないと思います。

まあ、賭けをすることなく着実に貯めたお金を投資することになると思います。
ですので、

:貯蓄計画をしっかりと立てる
:4~10年周期でやってくる、年率15~20%の投資対象に投資する


こういった流れになると思います。

かりに、Aさんが30歳の時に、株式市場が割安な時期に突入し、その時500万円貯めていたとします。そうすると、

:4年後、利回り15%の場合、500万円が870万円になる
:4年後、利回り20%の場合、500万円が1036万円になる



そして、Aさんが38歳の時にまた株式市場が割安な時期に突入しました。その時の貯蓄は先の870~1036 + 毎年の積み立てが100万*4 = 400万円あったとして、1270~1436万円です。

:さらに4年後、利回り15%~20%の場合、資金が2221~2977万円になる

結局、Aさんは30歳の時に株式投資を始めてから42歳になるまでに自己資金900万円を2200万円から3000万円に増やす事に成功した訳ですね。
12年間での複利効果は、

:2200万円で 年率8%
:3000万円で 年率10%


これを低いと見るか高いと見るかはその人によると思いますが、あくまでも日本の銀行金利は年率1%だと言う事を忘れないでください。さらに、株式には配当金と言うものがあります。これは株価の2%くらいありますので、配当も加えると複利効果はさらにUPしていると言う事です。
そしてさらに、株式を割高な時期に売却してから割安な時期に突入するまでの間、他のローリスク投資対象(例えば、定期預金・国債など)で運用しておけば、年率1~2%程度の複利を得る事ができます。

私個人としての株式投資に対する、期待値と期間に対する考えの簡単なまとめ



:年率13%前後の複利効果
:長ければ長いほど複利なので効果が高くなる、長期投資


達成期間と目標額を設定した場合、

:達成期間を10年、目標額を5000万円とすれば、初期投資1500万円が必要
:投資期間を20年に延長した場合、資金は1億7000万円になります


こういった感じで現実的な投資計画を立てることが出来るようになります。


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利益の種類を知る 営業利益・経常利益・当期純利益  (2007/11/27)

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PERを算出する元の利益は、税引き後純利益です。
PER についての説明はこちらをどうぞ
 
利益にも色々な段階があって、

1:営業利益
2:経常利益
3:税引き前純利益
4:税引き後純利益


1は企業自体の本来の営業から生み出された利益です。
例えば、自動車メーカーの場合、車の販売によって生じた利益。

2は、1に毎年反復して発生する金利・配当など、営業外の収入・支出を増減した結果の利益。

3は、2に決算期間中に発生した特別な収入・支出を増減した結果の利益。

4は、3から法人税等の税金を差し引いた結果の利益。


ここで注意したいのは、2 から 3 の間で発生している特別利益と特別損失です。
例えば、2005、2006年度の純利益が180、200億円の企業が、2007年度決算でいきなり500億円の純利益を発表したとします。すごい急成長振りだと思い決算書の中身をよくよく見てみると、特別利益300億円と記載されていました。内容は、所有投資株式の売却益です。営業利益自体はあまり伸びていないので、継続して上げられる利益が増加したのではない事が分かります。

こういったケースは、

1:その投資株式売却の理由
2:流動性資金が増加した事には変わりない。使用用途はあるのか?


等を調べる必要が有ります。もしこれで、株主に配当としてほとんどを流出させる計画を発表したのなら、この利益は、まさに一瞬の出来事。来期に影響を及ぼす事は考えにくいです。


 1の利益でも、特殊なケースが発生する事があります。
例えば、新紙幣が発行された場合、自動販売機などの買い替え需要が起きます。メーカーはその時期は通常期より大幅に利益を出しますが、それも継続しない事は明らかです。


 以上、利益を数字だけで見ても無意味であり、その中身を十分に吟味しなければならないと言う事ですね。







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Author:ハリケーン荒谷
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■ 株式投資暦は7年ほど。
■ 日本市場に本格参戦は2003年。
■ 中国株にも2005年参入。
■ 2000年ごろにアメリカ市場で、燃料電池関係にも手を出しましたね~、懐かしい!
■ 海外旅行が好きで、毎年1回はアジアの国々を訪れています。中国・タイ・ベトナムなどに行きました。現地に行って感じたのは、「 まだまだ、発展途上である!」って事です!

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