世界中で販売されているマクドナルドのビックマック。その価格を元に各国の為替水準を計ろうとするのが、ビックマック指数なんですな。
まあ、ビックマック自体が国によって価値観が違うと思いますんで、この指数の使い方にも一工夫必要かと思いますね。
■ 各国のビックマックの価値観の違い
FXBigMac - World economics based on the hamburger standard
このサイトの価格情報と為替レートを元に、各国の一人当たりGDPからビックマックの価値観を見てみましょか。左から、国、ビックマック価格(現地通貨)、一人当たりGDP(現地通貨・2007年度)、価値観となってます。

ここで言う 「 価値観 」 とは、「 ビックマック価格 / ( 国民一人当たりGDP / 365日 ) 」 です。ビックマックの価格が、「 GDP/365日 」の何パーセント占めるかを見ることが出来ます。
ざっと見てまず、ブラジル人にとってビックマックは贅沢な商品だと言えますな。一日あたりのGDPの17%を占めるんですから。高いですわ。
ブラジル以外は、2.5〜4.6%ですんで、いわゆる先進国のビックマックの価値観が垣間見れます。
ビックマックの価値観の違いを考慮すれば、ビックマック指数のみで適正な為替レートがはじき出せない事は明白ですが、価値観の近い国同士であれば、目安程度に算出できるんではなかろうかと思います。
ニュージーランドと韓国で見てみましょう。現在1Nz$が約800ウォンですんで、韓国のビックマック価格3200ウォンは、4Nz$、ニュージーランドのビックマック価格が4.9Nz$ですから、1Nz$ = 約653ウォンとなります。実際より約19%韓国ウォンの価値が低く見られていると言う訳です。
■ 対日本円で見るビックマック指数
:米ドル 78.43円
:オーストラリア$ 81.15円
:英ポンド 122.27円
:ユーロ 83.08円
:ニュージーランド$ 57.14円
:韓国ウォン 0.087円
上記がビックマック指数からの適正レートです。
上記に対して現状の為替レートはどうかと言うと、
:米ドル、英ポンド、ユーロ、は円安
:韓国ウォン、ニュージーランドドルは適正レベル
:オーストラリアドルは、円高
と言う状態ですね。
:ニュージーランドドルとオーストラリアドルの対円レート 2000〜2008

でもね、2000年を基準にした場合、常にニュージーランドドルがオーストラリアドルより円に対して高い比率で上昇。まあ、金利の差もあるしなんとも言えませんが、ビックマック指数は目安にさえなるか微妙ですかね?
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