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日本の土地は全然有効利用されていない
容積率というのは建築基準法で定められた規則の1つ。
建物の延べ床面積の合計を土地の面積に対して何%までしか認めませんよ、という規制のことだ。
具体的に説明すると、
:土地の面積200平米
A:容積率200%の場合
延べ床面積400平米の建物が建てられる
B:容積率400%の場合
延べ床面積800平米の建物が建てられる
というわけで単純に1フロア100平米だとすると、
:A の土地には4階建てのビル
:B の土地には8階建てのビル
が建てられ、
:A と B の土地には2倍の価値の差がでる
で、東京の容積率の平均は約200%らしいのだが、フランスのパリは400%らしい。
東京も400%にしたらどうなるか。
「 そんな高いビルばっかり建ててもテナント入らないから意味ないよ。 」
という意見が聞こえてきそうだがそれは違う。
容積率200%の建物が今10,000個あって、同じ利用率を考えた場合、容積率400%なら建物が5,000個で済むわけだ。
つまり、必要な土地の面積が半分で済み、空いた土地を利用して別のものが作れるようになる。
東京だったら、もともと道が狭くて渋滞が多いという問題を解決するために道路を作ったりすればいい。
さらに土地の評価額が一気に増し土地取引も活発化、銀行も融資しやすくなり金が回りだすきっかけにもなり一石二鳥だ。
もちろんこの効果はプラス面だけではない。
東京23区内以外の周辺都市は一旦価値が下がるだろう。
しかし、都市部への集約化で長時間の通勤地獄の解消、公共交通機関の高機能化(地下鉄の24時間運用など)などの効果、通勤時間の短縮により余暇が産まれアフター5の活性化なども期待できる。
更に、一旦価値の下がった周辺都市部には景観の整った閑静な住宅街を形成したり、郊外型のレジャー施設をもっと都心部に近いロケーションに持ってこれたりする。
土地利用の規制には他にも色々有って、用途地域や建ぺい率とか日影規制とか。
そう言うのも都市活性化の一環として大幅に見直す必要があるだろう。
都市部の機能性向上、経済性向上、景観向上をもっともっと促進する仕組みにしなければならないと思う。
はい、偉そうなこと言いましたが上記は大前氏がYoutubeで言ってた話ですのであしからず。
不動産に関する英単語
:real estate;不動産
:land;土地
:house;建物
:floor-area ratio;容積率
:building coverage;建ぺい率
building-to-land ratio
:city (urban, town) plan (planning);都市計画
:public facilities;公共施設
insutitution, utilities
:high-rise (building);高層ビル
100m以上の超高層ビルは skyscraper
:story;~階(建物の高さを表す)
60-story building, 100-story, six stories
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